中国のカラオケ風俗「KTV」
KTV(カラオケテレビ)とは?
日本の”隣国”として、昨今報道で「名前を聞かない日はない」中国。
2015年の流行語として中国人観光客の「爆買い」と呼ばれる購買形態も話題を呼びましたよね。
- 中国国内でのAV製造の禁止
- 一般的な風俗店の定期的な摘発
- 夫婦以外での男女同室宿泊の禁止
など、国民の「性活」にかなり当局の圧力がかかっているお国柄の中国本土ですが、本当に風俗サービスがない潔癖地帯なのでしょうか?
実はそんなことはなく、鉄壁の中国とて「抜け道」は存在するのです。
今回はその「抜け道」として最もメジャーなKTVについて
- KTVとは何か
- KTVの遊び方
- KTVの料金
- KTVの醍醐味
の4点をご紹介いたします。
中国のKTVは、「カラオケテレビ」の略語です。
中国では「KTV=カラオケができる場所」という認識なので、風俗であろうと、一般的なカラオケボックスであろうと看板には「KTV」の文字が並びます。
本コラムでは「女性が接客するタイプの風俗」としてKTVという言葉を使用させていただきます。
風俗KTVは種類がさらに細分化
「カラオケができるお店は女性が接客しようがしまいがKTV」というお話をいたしましたが、女性が接客するタイプのKTVにはさらに細かい「種類分け」が存在します。
というのも中国とひとくちに申しましても、人口は13億人。
共産主義国家である中国に「近寄りがたい」というイメージを持つ紳士の皆様もいらっしゃるかもしれませんが、それに加えて中国は「外国人の観光地」としても非常に人気があります。
食品・環境衛生問題はあるにせよ、6000年の歴史を彷彿させる史跡や建造物、大自然に恵まれ、世界遺産登録数世界第2位という結果からもその奥深い魅力がうかがえます。
つまりKTVひとつとっても人々の好みや国籍で「差別化」しなければお店が回りません。
ここでは中国のKTVの細分化の例を3パターンご紹介いたします。
パターン1:「使うお客様」によって細分化
外国人観光客も多いためKTVも、「どこ国籍の人を主にお客様にするか」でさらに細かい内訳があります。
- 日式(日本人向け)
日本語を話せる女の子がいる日本人向けのお店。
日本人向けというだけあって、「背が高い」ということが美人の条件とされる中国の中では小柄な女性が多く在籍しています。
→中国の「美人の条件」を確認したい方はこちらの記事をご覧ください。
多くの場合日式KTVは「その日1日を楽しく過ごすキャバクラのような場所」、あるいは「通い詰めて女性を口説き落とす場所」の側面が強く、タイのゴーゴーバーのような「お持ち帰り」はできません。
しかし、日本のキャバクラと比較して格段に女性を口説き落とせる可能性は高く、女性に特段予定がなければ後日のデートはほぼ100%可能なのだとか。
「口説き落とす」ことに醍醐味を感じる紳士の皆様はぜひ挑戦していただきたいタイプです。 - 中式(中国人向け)
日式と違い「中国人客中心」のお店のため、日本語を話せる女性は少ないお店です。
先ほどもお話ししたように、中国の美人の条件とされる「背の高い女性」が多く在籍します。
日式と大きく違う点は何よりも「餅(※持ち帰りの意。別称として御餅、吃饭的、外交官と呼ばれることもある)も可能」であるところでしょう。
より”風俗”を楽しみたいという紳士の方は、こちらにチャレンジしてもよいかもしれません。
日式、中式を本コラムでは中心に取り上げようと考えておりますが、他にも
- 韓式(韓国人向けの韓国語対応のKTV)
- 欧米式(欧米人向けの英語対応KTV)
が存在します。
パターン2:チップの有無で細分化
KTVは基本的にチップ制ですが、日式店の場合、チップの文化がない日本人向けにチップを「なし」としているお店もあります。
ノーチップのお店の場合中には「その分ボトル(お酒)が高い」お店もあるので、チップがあるかないかで格段にお得になるとは限りません。
パターン3:セクシーかどうかで細分化
近年、上海で流行っている「日式」のKTVは、コスプレ・下着接客・触り放題など、日本でいうところの「セクキャバ」のようなサービスを楽しめるようです。
お持ち帰りが可能といわれている中式では以前から可能なようですから。「日式」の枝分かれ的なポジションなのでしょう。
KTVの楽しみ方
それでは早速、KTVの遊び方をご紹介いたします。
日本のキャバクラに似ていますが、中国ならではのポイントもあるので確認しておくとスムーズにお遊びいただけます。
1:入店前
もし指名がある場合は事前にに必ず女性とお店に「この子を指名する」という連絡を入れましょう。
せっかく指名をしても、その場で女性を指名すると女性に売り上げ(指名料)がつきません。
2:入店
KTVの開店時間は20時ですが、この時間帯だと女性がまだ集まっていませんから20時半ころ入店するのがベストでしょう。
KTVの入り口には、ボーイの方か女性(小姐)がいます。
お店のシステムがどうなっているのかを確認してロビーに入りましょう。
ロビーに入ると大型店の場合、たくさんの女性がいます。
ロビーで女性を選ぶシステムのお店の場合、ここで気に入った子を選びましょう。
「日本語が話せる人」
「身長が170センチ以上ある人」
という質問をなげかけると女性が挙手してくれるので、迷った場合はこの方法もお勧めです。
ただ、そこにはNo1やNo2はおそらくいないでしょう。
人気上位の女の子たちは、日本のキャバクラ同様、お客様と毎日「同伴出勤」をするからです。
また「日本語対応不可だけど好みの子がいる!」という場合は、通訳のために日本語対応可能な女の子をもうひとり指名することもできます。
3:入室
またこの時に、大きな相部屋か個室かを選べます。
みんなでわいわい楽しく飲みたいという場合は相部屋を、「女の子を口説き落とすことにコミットしたい」場合は個室を選びましょう。
個室は「日本のVIPなカラオケルーム」という感じです。
4:小姐選び
個室で女性を選ぶお店の場合は、入室後に小姐を(場内)指名します。
このときお持ち帰りを希望する場合はその旨をここで申告しましょう。
中国のKTVは日本のキャバクラのように「嬢の交代」はなく、遊んでいる間はずっとお客様の隣で接客してくれます。
接触時間が長いので、仲良くなれる可能性が高いのは魅力ですね。
女の子を選び終わったら、あとは目一杯楽しみましょう。
5:ボトルオーダー
小姐を選び終わったら、ボトル(3ヶ月程度はキープ可能)を注文します。
ただし、ロビーや個室で女の子を指名した場合、日本のキャバクラと違って高いボトルを入れても上の売り上げに全く貢献しません。
女の子の売り上げに貢献したいのであればここは「安いボトル」を頼みましょう。
お酒も大体の種類がそろっています。
また、フルーツやナッツが同時にもてなされますが、サービス料金に含まれているのでお代わりを注文しても大丈夫です。
6:サービス時間開始
指名した女の子がが隣に座ってくれるので、キャバクラのように過ごしましょう
一応「カラオケルーム」なので、日本のキャバクラのように会話だけにとどまらずカラオケ(何曲歌っても無料)やゲーム(サイコロやルーレット遊び)、お店によってはダンスも楽しめます。
また、日本のキャバクラでは厳禁とされている「おさわり」ですが、KTVでは基本的に「小姐が許せばどこまででも大丈夫」のようです。
※日本のキャバクラのように時間制ではありません。
また日本の風営法のように「夜の0時でキャバクラは閉店」という決まりもないので、1~2時、場合によっては朝の4時まで遊ぶこともできます。
- 微信(ウェイシン)を使って小姐ともっと仲良くなれる
接客中、会話が少し途切れてしまったときに、小姐の微信(ウェイシン)アカウントを聞いてみましょう。
微信は、中国でいう「LINE」のことです。
中国のネット環境は当局によって厳しく規制されているので、検索エンジンの百度のように中国では「中国本土独自のネットサービス」が展開されています。
翌日のデートのお誘いも、微信があればとても便利ですね。
微信アカウントの設定方法はこちらのサイトで詳しくご紹介されています。
7:会計
サービスを存分に楽しんだら会計したい旨を女の子に言いましょう。
そうするとボーイさんが明細書を持ってきてくれます。
明細書に書いてある金額にはチップは含まれていないので、別途女性にはチップを渡しましょう。
チップの相場はこちらのサイトで詳しく説明されています。
- クレジットカードを使いたいとき
クレジットカードは利用できますが、10%程度の手数料が加算されます。
チップも含めてクレジットカード決済することもできるので、そうしたい場合は「チップも含めてクレジットカード決済したい」という旨をボーイさんに伝えましょう。
この場合(チップ料金込でクレジットカード決済をするとき)手数料が15%かかるお店もあります。 - 領収証について
KTVでは領収書ももらえますが以下の4点に注意しましょう。
- KTVは自社で正式な領収証(中国の会社の経理処理で利用可能な機械印刷の領収書)を発行できません。他の飲食店の領収証の名前で来る点を留意しましょう。
- 日付は「月まで」のものが多い点も留意しましょう(中国の経理処理では問題なし)
- 手書きの領収証をもらう場合もあります(日本の会社の経理処理では問題なし)
- クレジットカード決済をする場合、領収証を事前に作っているので、実際の決済額と金額がずれる点もご了承ください。
8:アフター
女の子と仲良くなったら、微信や口頭で、翌日のデートに誘ってみましょう。
中国のKTVは日本のキャバクラよりもはるかに高い確率でアフターが可能なようです。
指定された日の昼以降にに、わかりやすい場所で待ち合わせをしましょう。
日式のKTVの女の子であれば、日本に対して好意的なイメージを持っている嬢も少なくないですから、和食や日本らしさを感じられる場所に連れて行ってあげると喜んでもらえるでしょう。
KTVの料金相場
KTVは直接的に「売春」なり「性サービス」を売る業種ではないので(暗に売っているわけですが)欧州の風俗よりも料金の内訳が複雑です。
しかし基本的には、料金⁼{セット+ボトル}(場合によってはセット+ボトル⁼飲み放題プランあり)+チップ(ノーチップ店は不要)という考えかたです。
飲み放題プランはパッと見「お得」と思われるかもしれませんが、聡明な紳士の皆様は飲み放題を選ぶべきではないでしょう。
というのも、お客様にとってお得でも、女の子たちにとっては「取り分が少ないから」です。
アフターに連れていきたい、お持ち帰りをしたい…そういった希望のある紳士の皆様はまず女性を喜ばせてあげましょう。
セット料金とは
着席料金+おつまみ代(ドライフルーツやチーズなど)
多くのお店は格安店は150元、高級店は400元程度です。
ボトル料金とは
- シャンパン=1000元~
- ワイン=800元~
が相場です。キャンペーンが打たれているボトルもあります。
チップ
女の子に渡す「チップ」なので、普通は「お客様の裁量」であるべきですが、KTVの場合「チップの最低金額」というものがあります。
多くの店は300元に設定されています。
あくまで、情がない状態での相場なので、値切るも増やすも可能です。
小姐にはどんな男性がモテる?
最後に小技的な部分として、中国の小姐にはどんな男性が好かれるのかという部分についてもお話していこうと思います。
日本と中国は隣国ですし、女性の場合は「美人の定義」もかなり近いので、男性も日本人と同じような「イケメン」が好まれるのだろうと思われるかもしれませんが、小姐に好かれる女性は必ずしもイケメンではないのです。小姐にモテる男性の特徴をおさらいしていきましょう。
- 体型は「がっちり」または「ぽっちゃり」
中国では「太っている=良い食事を食べている=裕福」のイメージが強いため、男性はがっちり体型が好まれます。「デブ(あえてこの言い方)」と「ガリ」であっても、明らかに太っている人のほうが男性の場合は好まれます。逆に華奢な男性は貧乏なイメージを与えるため、好かれません。 - 色白
中国では「色黒=日光に当たる仕事をしている=肉体労働者=貧乏」という認識をされます。
逆に色白であれば「室内で仕事をしているビジネスマン=ホワイトカラー」と認知されるわけです。 - 心の余裕、経済の余裕
日本のキャバクラや風俗同様、ケチは嫌われます。
さらに申し上げれば、小姐が他の男性のところにいくのを嫉妬するのも好まれません。
「いいよいいよ、あっちの男性に行ってらっしゃい。」
それが言えるだけで株は上がります。
つまり、お金持ちっぽく見える人が好まれるわけです。
中国は完全に階級社会・学歴社会・面子社会ですので、「お金持ちの演出」がもてるための必須条件でしょう
……ヤンキースの田中投手なんかはモテる代表格じゃないでしょうか。
まとめ:KTVには醍醐味も危険もつきもの
ここまでの文章で、中国のカラオケルーム、KTVについてご紹介してまいりましたが、KTVには以下のような魅力があると筆者は考えております。
- そもそも風俗が禁止されている中国本土で一縷の可能性にかけられる!
(基本的に中国では風俗は厳しく取り締まられるため) - 実物を見るのでパネマジはない
- サービスもキャバクラのような厳密さはなく、女の子の裁量次第
- キャバクラのような「駆け引き」やアフターを楽しめる
- 日本人対応(日式)のお店もあるので、言語のハードルが低い
ただしその一方で
- 実質的な「風俗」として機能している部分もあるので、当局の摘発によってはすぐになくなってしまう可能性がある
- 日式ではキャバクラサービスにとどまってしまう場合がほとんどで、お持ち帰りができない
- 飲み放題など「お客様にとって嬉しい特典」を利用すると、それが女の子にとってそんな場合、対応が辛くなる
- チップを払わなければいけないため日本人にとっては難しい部分もある
というデメリットも挙げられます。
長所・短所を理解したうえでカラオケテレビを利用しましょう。
ここまでKTVの比較対象としてキャバクラを用いてまいりましたが、
「KTVのように駆け引きが楽しめるけど、日本語対応していて、しかもサービスもできる遊びはないのか」と仰る「わがまま」な紳士の皆様におすすめしたい業種がございます。
それが高級デリヘルです。
高級デリヘルの女性は、一般大衆・格安店にいる風俗嬢のような「プレイ専門」の嬢ではありません。キャバクラ嬢のように、機転が利き、お話をしているだけでも満足できる女性を厳選採用しております。
さらに、高級デリヘルは最低でも90分以上の長時間サービスを基本としているので、お酒やデートを楽しみたい紳士の皆様でも、十分お時間にゆとりをもってサービスを受けられるのです。
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紳士の皆様の夜のお遊びに、ぜひ高級デリヘルをご利用くださいませ。
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海外の風俗の記事はこちらから確認できますのでご関心のあるという方はお読みいただけたら幸いです。