大人の男性が押さえておくべき風俗における性病リスクの考え方
日々風俗には「性病」というプレゼントが往来している
紳士のみなさまの中には「何度も風俗に通っているけれど、感染していないから大丈夫。」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところ本当に風俗は性病感染の温床なのでしょうか。
結論から申し上げますと、大変残念なことではありますが日本において風俗店は性感染症の主なルートであるという事実は認めざるを得ません。
実際に2008年に日本性感染症学会が発表した風俗嬢のクラミジア(咽頭・膣)と淋菌(咽頭・膣)の保菌率を見てみましょう。
咽頭:淋菌11.4%、クラミジア6.7%(口腔内(喉)感染率:18.1%)
性器:淋菌8.6%、クラミジア28.6%(性器感染率:37.2%)
喉では約5人に1人、膣では約3人に1人が淋菌やクラミジアに感染しているという単純計算の結果からも、風俗嬢の性病感染率の高さをうかがい知ることができます。
つまり、性風俗産業を頻繁に使う紳士のみなさまも常に感染のリスクにさらされているということなのです。
本記事では風俗情報サイトを運営する者として、風俗店を利用している紳士のみなさまの性病への不安を少しでも解消すべく
- 性病の感染リスクを軽減するために風俗遊びで気を付けていただきたいこと
- 性病を早期発見するために知っておきたい性病に対する基礎知識
- 風俗店を利用したことにより性病に罹患してしまったときはどうしたらよいのか
の3点をお伝えいたします。
風俗店が性病感染の温床となっている理由から逆算すれば、感染リスクは軽減できる
冒頭部分では、実際の風俗嬢の淋菌・クラジミア菌の感染率の調査結果をご紹介しながら「日本において風俗店は性病の主要な感染ルートになっている」というお話をいたしました。
また、この調査結果は風俗と性病をテーマにした多くの記事で、男性は風俗店を使うのを控えるべきであるという論調を正当化するための武器として使われています。
しかし、「風俗嬢の性病罹患率が高いので、風俗店の利用は控えるべき」というこの論調はいささか非現実的で、本当の“解決”ではないと筆者は感じております。
筆者は女性なので、風俗遊びを頻繁になさる紳士のみなさまのお気持ちが全てわかるかといえばそうではありません。しかし、性病のリスクを踏まえてでも風俗に行く男性が一定数いるということは、“風俗でしか埋められない何か”がそこにあるのでしょう。
また、本人の希望に関わらず接待や付き合いで風俗に行かなければいけないという場合も、特に営業に力を入れている企業であれば少なからずあるでしょう。
そんな男性がたでもできる対策こそが、“解決”により近いのではないでしょうか。
ここで、原点に立ち戻って「なぜ」性風俗産業が性病感染の主要ルートになってしまっているのかを考えてみましょう。“そもそもの理由”から逆算することで、風俗を使いつつも性病感染を防ぐために抑えるべきポイントが明確になるはずです。
この理由は「風俗嬢が衛生的とは言い難い環境で、不特定多数の男性と、粘膜同士を直接接触させているから」ではないかと筆者は考えています。
つまりこの仮説が正しければ大きく分けて
- 衛生環境の改善
- 1人あたりの風俗嬢が相手をするお客様の人数を減らす
- 粘膜同士の直接の接触を避ける
の3つを実現できれば、風俗の利用を控えなくとも、風俗きっかけとした性病感染は改善できるという理論になるはずです。
風俗嬢から指示される対策は不十分、場所やアフターケアにも気を遣うのが真の“衛生対策”
まずは1つ目の項目として挙げた衛生環境。
風俗遊びをする際に、事前のシャワーやうがいといった衛生対策を風俗嬢からお願いされることと思います。しかし、性病のリスクを軽減したいとお考えであるなら、これだけでは不十分と言わざるを得ないでしょう。
紳士のみなさまがコントロールできる範囲の性病対策として、まず挙げられるのが「場所」です。
サービス前後に性器を拭くだけのピンサロや、即プレイを売りにしたお店を頻繁に使っていませんか?
あるいはシーツを変えているのかいないのかすらよくわからない、「価格だけ安いホテル」を使っていませんか?
もし性病に感染したくないのであれば、これらの慣習をまずは断ち切りましょう。
店舗型の風俗を使うのであれば、古いのはともかくとしてきちんと清掃が行き届いたお店を使うべきですし、デリヘルを呼ぶのであれば清潔なホテル(欲を言えばシティホテル)を使うべきです。
また、紳士のみなさまがコントロールできる衛生環境には「アフターケア」も含まれます。
プレイの前後に風俗嬢とシャワーを浴びると思いますが、お別れしたあともう一度ゆっくり入浴し、手洗いや歯磨きも併せて行いましょう。
使うお店を選べば、風俗嬢の接客人数をコントロールできる
次に2つ目の「1人あたりの風俗嬢が相手をするお客様の人数を減らす」という項目ですが、この項目を見たときに
「1人の風俗嬢を四六時中拘束することはできない。他のお客様もいるだろうから不可能だろう。」
と判断する紳士のみなさまも多いのではないでしょうか。
しかし、結論から申し上げると「風俗嬢の接客人数」もある程度まではコントロールできます。
風俗嬢の接客人数をコントロールするというのは、すなわち「使うお店を選ぶ」ということです。
- そのお店の女性の出勤頻度が頻繁ではない(週に1-2度)
- そのお店を使うお客様の層が限られている
- 女性が1回の出勤で相手にするお客様の数が少ない
以上の条件に合致するお店を使えば、間接的にではありますが風俗嬢の接客人数をコントロールできるはずです。
(※風俗嬢本人のプライベートにおける性生活は考慮しないものとします)
「そんな店はない」と仰るかもしれませんが、実はこの全てに合致する業態があります。それこそが高級デリヘル口コミランキングがご紹介させていただいている「高級デリヘル」という業態です。
高級デリヘルであれば
- 在籍している女性のほとんどが他に本職を持っている女性なので、必然的に出勤スケジュールは限られます→そのお店の女性の出勤頻度が頻繁ではない(週に1-2度)
- 90分30,000円以上という高価格が設定されているので、「誰でも使える」風俗ではありません→そのお店を使うお客様の層が限られている
- 「1日に女性が接客するお客様は1名まで」という方針の風俗店も都内だけで10以上はあります→女性が1回の出勤で相手にするお客様の数が少ない
贅沢をするために使われるというイメージの高級デリヘルですが、性病感染のリスクを下げるための手段としても大変有効です。
挿入時以外にも、直接の粘膜接触を避ける
ソープ以外の風俗では本番行為が禁止されているのにもかかわらず、なぜ性病が蔓延するのか疑問に思う紳士のみなさまもいらっしゃるかもしれません。
実は性病はあくまで“粘膜同士”の接触によって感染するものなので、口(フェラやクンニ)や性器の表面(素股)、アナル(アナルファック)でも十分感染するのです。
「本番行為をする気はないし、避妊の必要はないだろう。」と思ってコンドームをしていない方はいらっしゃいませんか?
実はそのコンドームこそが性病予防に一役買っているのです。
本番行為や素股だけではなく、デリヘルでよくありがちなフェラやアナルファックのさいにもコンドームを必ず装着しましょう。また少しでも異変を感じたら、クンニは控えましょう。
また、アロマ性感やオナクラといったもともと粘膜同士が接触する機会が少ない風俗店を使うのも、賢明な手段の一つです。
「定期的な現状把握」が早期発見のキーポイント
ここまで風俗が性病の感染温床となっている理由を論じたうえで「衛生環境を改善し、風俗嬢の接客人数が少ないお店を選び、粘膜同士の直接の接触を避ける」ことが感染予防に効果的であることを伝えてまいりました。
しかし予防の知識だけでは紳士のみなさまの不安を取り除くことはできないでしょう。
そこでこちらの項目では、性病を早期発見するために知っておきたい知識をお話します。
性病予防に必要なのが「原因から逆算する力」であるならば、こちらの早期発見に必要なのは「定期的な現状把握力」です。
各病気の症状を大まかに知っておくことが自分を助ける
風俗からの性病感染において、もっとも避けるべきは「発見が遅れてしまってご自身の身体や、パートナーに甚大な被害を及ぼすこと」です。
しかし、性病は人々にとって馴染みが薄く、感染しても一定の潜伏期間があり、人に相談しにくいものなので早期発見が難しいとも言われています。
そこで、ある程度把握しておきたいのが各性病の大まかな症状です。こちらでは代表的な7つの性病の大まかな症状をご紹介いたします。
- クラジミア
約3週間の潜伏期間を経た後、排尿痛が出たり、ペニスからの分泌液が発生します。
また、通常時にHIV感染者と性交渉を行って感染する確率は1%(単純計算で100回に1回)ですが、クラジミアに感染している場合この感染率は4.5%になります。
4.5%という言い方をすると「なんだ!それだけじゃない!」と思うかもしれませんが、 回数で考えると22.2回に1回。かなり確率が上がっているのです。 - 淋病
数時間〜数日の潜伏期間を経たあと、排尿時に激痛があり、膿が出ます。放置しておくことで無精子症の原因につながります。 - 性器ヘルペス
最初は患部の表面にヒリヒリ感やむずかゆさなどを感じます。2~10日ぐらいでかゆみを伴った1~2mmの赤い水泡ができます。
同時に太もものリンパ節の腫れや痛みが見られます。亀頭や陰茎体部だけではなく、太ももやおしり、肛門周囲、直腸粘膜に出ることもあります。 - トリコモナス
この病気は菌ではなく「トリコモナス原虫」という生物によって起こされる病気です。約10日の潜伏期間後に排尿時の痛みや、前立腺や精嚢に炎症を起こします - 尖圭コンジローム
1-2ヶ月の潜伏期間を経た後、感染した部位にイボができ、成長すると鶏のトサカやカリフラワーに似た形になります。 - 梅毒
3週間(その後段階的に進行)ほどの潜伏期間のあとに感染した部分に小さく硬いしこりができます(1期)
3ヶ月ほどすると手足などにバラのような痛くもかゆくもない発疹ができます。(2期)
3年ほどすると体内に繁殖し、皮膚症状や内臓組織を破壊します。(3期)
10年ほど放置すると、心臓や体の中枢神経を侵し、血管炎や麻痺などを起こして死に至らしめます。(4期) - HIV(エイズ)
HIVという菌がエイズという症状を発するまでの潜伏期間は数年~10年以上とされています。HIV感染時にはインフルエンザのような症状が出ますがそれ以降体に異常は見られません。
しかしウイルス増殖によって抵抗力がなくなることで、様々な病気に感染しやすくなってしまいます。
HIVとエイズは以上のことから必ずしも「=」の関係ではありません。
現在はHIV自体を排除する治療法はありませんが、ただし継続的に抗HIV薬を使えば、ウイルスの増殖を抑えることができるため、エイズの発症を結果的に遅れさせることはできます。
これだけでも、知っているのと知らないのでは大きな差です。
少なくとも知識として知っていれば、性器に異常が見られたときに「いつどこで感染したのか」「そもそもこの症状が異常なのかどうか」といった現状把握が容易になるでしょう。
自分の身体を把握する方法を知るのも「現状把握」に含まれる
先ほどご紹介した症状と似たものがあるが仕事があるので病院に行く時間がない、あるいはつい昨日風俗に行ったばかりなので潜伏期間なのかもしれない、そんなとき紳士のみなさまはどう行動なさりますか?
無理して病院に行く、あるいは症状が出るまで気にしないようにして待つなど個々人によって回答はさまざまかもしれませんが、このようなケースでも「正しく状況を把握しようとする」姿勢が重要です。
実は近年では、病院にわざわざ行かなくても自宅で匿名で性病をチェックできる「性病検査キット」というものも流通しています。
定期的に風俗遊びをなさる紳士のみなさまは「何ヶ月に1回」と予定を決めて検査をするのも現状把握のために効果的です。
性病には自己管理だけではなく他己管理も求められる
ここまで性病の予防には原点指向、性病の早期発見には現状把握能力が必要というお話をしてまいりましたが、最後に性病にかかってしまった場合に求められる能力についてお話させていただきます。
もちろん、性病に罹患してしまったら病院に行ってご自身を治すことも大変重要です。
しかし、ご自身と同じように「他の人」のことも考えられるのが真の紳士たるものです。
性病に罹患したと思い当たるオーラルセックスよりも後に、他の風俗嬢やあるいはパートナーと性行為をしましたか?
もししてしまったのであれば、彼女たちに本当のことを話して検査を受けてもらいましょう。
そしてもし彼女たちが罹患しているようであれば、大人の男性としてしっかり責任をとりましょう。
金銭的な負担はもちろんのこと、怒られてしまう、最悪の場合は離婚・破局といったこともあり得るかもしれません。
しかし、「他の人を性病に感染させたとわかっていながら、見て見ぬふりをするご自身」ほど見苦しいものが他にあるのでしょうか。
現在日本では18歳未満の性行為は原則として禁止されています。
性行為が「大人の遊び」であるのは、このような「行為後に起こり得る問題に責任を持てるかどうか」に大きく起因しているのではないでしょうか。
今回は風俗と性病の関係について筆者なりの見解を論じてまいりましたがいかがでしたか?
性病の感染リスクを軽減するために何を心掛けるべきか、性病を早期発見するためにはどうしたらよいか、性病に罹患してしまったら何をするべきか少しでもおわかりいただけたら幸いです。
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