中国人の爆買い、日本の風俗まで及ぶ
風俗業界にも押し寄せる中国人の「爆買い」の波
数年前から久しく話題になっている訪日中国人による「爆買い」現象。
海外高級ブランドで宝飾品を100万円単位で購入したあと、家電量販店で最新の電化製品を大量に購入する彼らの光景は、東京都心部(特に銀座周辺)ではすでに日常的な光景となっています。
近年では、この中国人観光客による爆買い現象はさらなる広がりの様相を呈しています。
不動産投資物件、人間ドッグの受診、競馬などのギャンブル、ミシュラン三ツ星レストランでの食事など、彼らの日本に対する興味は留まるところを知りません。
中でも、VIPデリヘル運営部として特筆すべきは、「日本の風俗を体験するツアー」の存在でしょう。
彼らは日本の風俗業界に対しても強い関心を持っていることはもちろん、異国の地の性サービスに果敢にチャレンジしているのです。
ここで、筆者には大きく3つの“疑問”が生まれました。
- なぜ中国人観光客は、中国国内の風俗・あるいは海外であっても、わざわざ“日本の風俗”を選ぶのでしょうか。
- 風俗遊びのためにわざわざ訪日する中国人観光客は、具体的にどのように日本の風俗を楽しんでいるのでしょうか。
- 中国人観光客と“彼らを受け入れる側(主に風俗店)”関係性はどうなのでしょうか。
本記事の内容は筆者個人が気になった上記の点を調査のうえ報告いたします。
日本の風俗=中国人観光客の「AV女優」と「おもてなし」への憧れを満たすもの
冒頭部分では、近年の中国人観光客の爆買い現象が、日本の風俗業界にも及んでいることをお話させていただきました。
そこでまず筆者が疑問に感じたのは、「なぜ“日本の風俗”なのか」ということです。
「中国当局の風俗業界の取り締まりが厳しいから」はこの理由としては不適切でしょう。これはあくまで“中国国内の風俗を使えない”理由であって、すなわち“日本の風俗を使う”理由とはいいきれないからです。
むしろ国内の事情だけが理由なら、中国人観光客は近くて、種類も日本と同じぐらい豊富で、物価も安いタイやマカオに行くはずです。
タイやマカオを差し置いて日本の風俗が「大枚を叩いて、長距離移動をしてでも試す価値のあるもの」として彼らに認識されているのはなぜなのでしょうか。
この手掛かりをつかむために、いくつか中国人観光客が日本の風俗で求めていることをリストアップした結果、ある特徴が見えてまいりました。
それは、中国人観光客は「AV女優」に「おもてなし」をしてもらうことに大きな憧れを抱いているということです。
中国人にとってAV女優は大スター
中国人観光客の多くが「AV女優」からのおもてなしを日本の風俗に期待していると直近の段落でお話させていただきました。
しかし、なぜ彼らは芸能人やアイドルではなく「AV女優」を期待しているのでしょうか。
やっとここまで来てで初めて“中国国内の事情”が関わってきます。中国では法律でポルノ映像の撮影・国内販売が禁止されているため、“中国産のAV”というものが存在しないのです。
そこで、中国人男性は違法アップロードされている日本のAV女優が出演している作品をダウンロードして日々鑑賞して性欲を解消します。当局側も外国製のポルノ映像までは厳しく取り締まらないため、結果として中国人男性の間では日本のAV女優がある一種の“共通言語=スター”となっているわけです。
具体的に言うならば彼らにとって日本のAV女優は、日本人でいえば芸能人ほどの価値があります。
ですから中国国内で行われる国際的な展示会やショーにも、有名な日本人のAV女優が来賓として呼ばれることも少なくありません。
「日本に行って、彼女たちの在籍している風俗店(特に高級デリヘルや高級ソープランド)を使えば、直接会ってプレイができる」となれば中国人観光客が日本の性風俗業界にただならぬ関心をもつことも何ら不思議ではないでしょう。
日本人風俗嬢の「おもてなし」は中国人観光客からも絶賛の嵐
2つ目の要素である「おもてなし」は、中国人観光客に限らず世界各国の風俗目当てのツーリストが日本の風俗を体験した後に口を揃える日本の風俗の魅力です。
VIPデリヘル運営部でも世界各国のユニークな風俗のシステムをご紹介しておりますが、ホスピタリティの部分に関しては日本の風俗嬢より優れているシステムはいまだ発見できていません。
このように日本の風俗嬢がおもてなしに秀でている理由はひとえに本番行為がソープランド以外では禁止されていることでしょう。
日本の風俗嬢は1956年の売春防止法が制定されたから常に“SEXをせずにお客様を満足させる方法”を編み出してきました。
「SEXなしでお客様を満足させるためには、プレイのテクニックはもちろんプレイ以外の所作や言葉遣いひとつにも不備があってはいけない」という意識が日本の風俗嬢のおもてなし力を高めたのでしょう。
中国人観光客の風俗遊びは「一点集中」である
ここまで、中国人観光客は「AV女優」と「おもてなし」への憧れを満たすために日本の風俗を積極的に利用するというお話をいたしましたが、ここで次の疑問が生まれます。彼らは具体的にどのように日本の風俗を楽しんでいるのかということです。
「東京人は気軽に日帰りでディズニーランドを楽しむが、九州人は大旅行のように大枚をはたいてディズニーホテルに連泊する」ように、距離が変われば遊び方も大きく変わるはずです。
結論から申し上げると、中国人観光客の風俗遊びは「お目当てのものを貪欲に求め、“価値がある”と感じたら惜しみなくお金を使う」いわば一点集中の一言に集約できるでしょう。
ここで実際に中国人を対象とした「日本の風俗6泊7日プラン」の日程を見てみましょう。
1日目
21:00 新宿のセクキャバへ羽目を外す
23:00 「日本女学生援交サービス(おそらく違法)」による本番行為
2日目夕方までお台場観光(AV女優同伴)
18:00 吉原の高級ソープを堪能
23:00 銀座の高級クラブで美女と飲む
3日目14:00 秋葉原でメイドカフェ体験→JKリフレ→イメクラ
19:00 新宿でストリップ鑑賞
23:00 デリヘルサービス
4日目大阪へ移動
20:30 飛田新地体験
22:00 梅田のセクシーパブ
5日目9:00 美女同伴のもとUSJ
21:00 雄琴ソープ体験
6日目東京に移動
21:00 六本木のAV嬢キャバクラ
帰宅後 ホテヘル嬢と〆料金:160万円(旅費・食事代全て含む)
まさに朝から晩までお目当ての内容を時間いっぱいに堪能するという中国人観光客の特徴が集約された旅程です。
また、高額な割に時間のゆとりがないこのツアーの売れ行きが“まずまず”なことや、彼らは接客をしてくれた風俗嬢には多額のチップを渡すことから「目的達成のためには金銭を惜しまない」という部分も垣間見えます。
中国人観光客は「満足させられれば良客、すれ違いが起こればお断り対象」
ここまでお話してきた日本の風俗が中国人観光客から人気を博している理由と、彼らの風俗遊びのスタイルを踏まえたうえで、最後に中国人観光客と日本の風俗業界の関係をお話いたします。
当初の日本の風俗業界は、中国人観光客の存在を「団体旅行だから一度に大量のお客様がやってきてくれて、しかもそれぞれのお客様が惜しげなくお金を払ってくれる良いお客様になるだろう」と肯定的な予測をしていました。
高級デリヘルや高級ソープランドといったお店ではこの楽観的予測が当たって大きく売上や利益を伸ばしているお店も実際に多くあります。
しかし2016年現在は、一部の高級店を除き多くの風俗店で中国人観光客は「トラブルを引き起こす存在」として敬遠されているのが事実です。
2016年5月13日のニュースでは、「新宿・歌舞伎町では、多くの風俗店がトラブル防止のために、中国人観光客の利用を断っている」という報道もされました。
これらのニュースの多くは「中国人がマナーを守らないのが悪い」と片付けますが、その行動の理由に触れているメディアは皆無でしょう。
そこで私なりにこの問題を考えた結果、彼らが“好ましくないお客様”になるのは「日本の風俗のルールを知らずに利用してしまったとき」と「日本の風俗が中国人観光客の期待を満たせなかったとき」のいずれかであるという結論に行きつきました。
風俗業界に求められる「中国人観光客へのルール教育」
前の項目でお話した通り、中国人観光客が日本の風俗に求めている希望は極論「AV女優」からおもてなしをうけるということです。
なぜここでこの話を持ち出したかというと、つまり多くの中国人観光客は「AV女優が作品中でされていることは、すべて日本の風俗で出来る」と勘違いしているということです。
極太バイブを持参してソープ嬢のアソコに入れようとする、仁王立ちで喉の奥までペニスを突っ込もうとする、胸にキスマークをつける、「オシッコしたら30万円あげる」としつこく迫る、ゴムをしない、本番を強要する……これらは全てこの勘違いで説明できる内容です。
しかし、日本の性風俗業界に中国人観光客のこれらの“勘違い”を正すための努力や仕組みづくりができているかというと、実際のところまだまだ足りていません。
高級風俗業界では徐々にスタンダードとなりつつありますが、
- 中国人留学生を電話番として積極的に採用し、中国人観光客が風俗店を利用する際の電話対応でしっかり日本の風俗のルールを伝える
- 中国人向けの日本の風俗のポータルサイトを作る
- 中国のオフィシャルホームページを作って、正しい遊びかたをご案内する
といった改善を求められているのではないでしょうか。
中国人観光客も「ただでお金を払ってくれる」わけではない
当初は「大量のお客様が惜しげなくお金を払ってくれる良いお客様になるだろう」と肯定的な予測が立てられていた中国人観光客。
しかし前の項目でも説明した通り、彼らは「自分たちが“価値がある”と判断したものを“心行くまで”堪能したとき」に大量のお金を払ってくれるのです。
つまり、中国人観光客の客単価はたしかに高いかもしれませんが、その分“満足”のハードルも上がるのです。
過激なサービスの強要と同様に、中国人観光客は「値切り」を交渉することでも日本の風俗業界に敬遠されていますが、すなわちこれは「価格にサービスが見合っていない」の裏返しです。
その証拠に、一部の高級デリヘルや高級ソープランドでは店員さんや風俗嬢の一挙手一投足にも気を配ることで、中国人観光客を相手にしても値切り交渉されることなく売上を上げているお店もあるのです。
当初の目論見とは裏腹に風俗業界では「相手にすると悪いことばかり」と烙印を押されかかっている中国人観光客。
しかし、筆者は彼らがさらなる風俗業界のサービスの発展の可能性を握っているとすら考えています。
押し寄せるグローバリゼーションの中で、異なる価値観をもったお客様をどうしたら“満足”させてあげられるのか。
そこを1から考えられる風俗店こそ本当の「ジャパン・クオリティ」なのではないでしょうか。
VIPデリヘルは「最高級の夜遊びを堪能したい」とお考えの富裕層の皆さまを対象とした高級デリヘルのポータルサイトです。
紳士のみなさまの夜のお遊びの一助としてぜひご活用くださいませ。